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2009-05-16

「週刊誌の編集長たちが集まって、週刊誌のこれからを考えるシンポジウム」レポート

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tsuda 上智大学でやってる「週刊誌の編集長たちが集まって、週刊誌のこれからを考えるシンポジウム」に来たんだけど、人あふれすぎてて大変なことになってる。しかも、通信環境が異様に悪くてほとんど電波入らない。 link
tsuda メンツが異様に豪華で第一部は田原総一朗佐野眞一。第2部は週刊朝日週刊現代週刊ポスト週刊文春、週刊SPA!、フラッシュ、週刊大衆週刊アサヒ芸能サンデー毎日週刊金曜日週刊プレイボーイとほぼすべての週刊誌編集長が来ている。 link
tsuda 来てないのは週刊新潮くらいか link
tsuda 司会・コーディネーターは元FRIDAY、週刊現代編集長でオーマイニュース日本版社長だった元木昌彦さん。 link
tsuda 中継は厳しそうなので、できる範囲でやる感じで。 link
tsuda AERA編集長は来たかったけど来られなかったとのこと。 link
tsuda 200人くらい入る大教室がいっぱいになって、立ち見が50人くらいいる感じ。 link
tsuda 田原総一朗から link
tsuda 田原「新聞やテレビがかけない、企業が怖くてかけないものをかけるのが週刊誌の役割。好奇心の塊が週刊誌だ。しかし、最近週刊誌が4500万の損売賠償求められた。これでは危なっかしいものをかけなくなる」 link
tsuda 田原「このままいくと週刊誌は、新聞やテレビじゃ書けない危なっかしいものを書けずに、コンテンツとしての魅力も失って部数が減るという悪循環に入っている」 link
tsuda 田原「トヨタの社長がなんでクビになったか。3年前からやばいということはメディアは知っていたが、やばいことを新聞もテレビは言えなかった。それはしょうがないにしても週刊誌がなぜ書かなかったのか。ソニーだってやばい。週刊誌は今やばい」 link
tsuda 佐野「週刊新潮問題は心が凍った。とんでもない話。週刊新潮に再生してもらいたいなら、本当のことを書くべき。米国大使館の某氏に対して口止めとして金銭を払ってる。右翼にたいしても金銭の授受がある。僕は愛情をもって週刊新潮には立ち直ってもらいたいと思ってる」 link
tsuda 佐野「週刊誌再生するにはどうするかという話をしたいが、それ以上に週刊誌に対する情けなさがある。八百長や週刊誌同士の正当な批判も少ない。今の状況は編集者の劣化が招いたことだ。これに対して読者は大変賢明な存在だと思う。週刊誌が読者から置いてけぼりになっている感じがする」 link
tsuda 佐野「読者をバカにしたら必ずしっぺ返しを食う。言論人もなさけない。彼らが週刊新潮問題を論じてないのはおかしい。なぜこれを誰も問題視しないのか」 link
tsuda 田島泰彦(上智大学教授)「90年代から表現規制の波が我々を覆っている。それには個人情報保護法の流れも大きい。大きな流れで感じているのは規制をしたい側からすればメディアを規制するというより、むしろ個人をターゲットにしつつあるのではないか」 link
tsuda 田島「一番酷いのはオリコン訴訟。うがやさんは記事を書かずにコメントしただけなのに訴えられた。個人がターゲットにされると裁判の対応を個人がするとなると仕事ができなくなり、裁判に忙殺される」 link
tsuda 田島「もう1つの大きな話は報道だけに限らず、報道前の規制、情報源そのものが規制の対象になっている。僕パパ事件の草薙さんのケースもそうだ。あれ自身はいろいろな評価があるとしても、情報源である医者が逮捕され、有罪判決が出た。報道する主体の前の段階で抑えるという発想」 link
tsuda 田島「個人情報保護法ができて、報道する前の段階で情報を規制して出さないというような運用が広がっていった。個人情報保護法問題は公表する段階でどうこうという話ではなくなっている。もう1つは損害賠償の高額化。週刊現代は4000万円。10年前は100万円取れれば御の字ぐらいだった」 link
tsuda 田島「個人がターゲットになって4000万円となったら大変な事態だ。責任を問われる者は出版社や編集者だけでなく、社長が責任問われる。社長が責任問われるということはどういうことかというと、編集のありかたについて経営者がチェックしていかなければならなくなり、ここには危うさをはらむ」 link
tsuda 田島「通常、謝罪広告で済んでいたものが、今年に入って謝罪+取り消しも起こすよう、裁判所が判断するようになってきている。一番危ないところで踏みとどまっているのは週刊誌。そこに過剰な規制の攻撃がかけられてきている。これに対して我々市民社会、言論メディアはどう対処していくか。そ ... link
tsuda 田島「それが問われている」 link
tsuda 田原「新聞テレビができないもの。どんなメディアも弾圧はかかる。かつて長銀どうするかという話のときに、どの新聞も玉虫色の決着と書いたが、ふざけるなということでサンデープロジェクトでもう1回やろうとしたが、自民党からテレ朝にクレームが来て結局放送できなかった」 link
tsuda 田原「こっちが弾圧じゃないか!といったら、向こうは弾圧じゃない。頼むからやめてくれとお願いしていると言われた(会場笑)。結局放送した。その後人事が大変なことになったり、自民党の議員が10カ月出てくれなかった。そういう弾圧は日常茶飯事だ」 link
tsuda 田原「小沢が辞任した。あの辞任の問題でそのあとは岡田か鳩山かという話しかメディアは書いてない。辞任に追い込んだのは検察だ。そういうことをなんで書かないのか」 link
tsuda 元木「編集者の劣化という話があったが、大半の週刊誌は赤字。こういう時代で光文社も週刊宝石なくした。経営者の経営の覚悟が、出版不況のなのもとに劣化してるんじゃないか」 link
tsuda 佐野「出版はPublish、Publicが語源。雑誌は編集者でも読者のものでもなく社会のものだ。雑誌廃刊の波の中で、経営と雑誌編集者が戦った痕跡すら見られない。雑誌は社会のものだという認識がまったく欠けているからだ。おまえら泣き言いうな。僕はかつてダイエーから2億円で訴えられた」 link
tsuda 佐野「裏取りを進めていく中で原告被告の関係の風向きが変わった。朝青龍の話をやるなとは言わないが、山内ダイエーの問題は、結局歴史の審判が裁判所以上に軍配をあげた。それくらい深くて広い目線で社会問題を追いかけていかないといけない。そもそも大相撲八百長にどこまで読者が関心あるか」 link
tsuda 田原「防衛省の問題で名誉毀損で訴えられて裁判された。結局2年かかった。しょっちゅうそういう裁判やってる。週刊現代大相撲問題でいえば、本当はあれは週刊誌が連帯しなきゃいけない」 link
tsuda 田原「メディアが訴えられるなんて当たり前だ。何恐れてるんだバカ」 link
tsuda 田島「損害賠償の高額化というのは用意周到に準備されていったもの。まず国会で質問させて今のメディアの損害賠償はこんな安いから、悪いことしてもやり得になってる。そういう質問が自民党公明党から相次いで出て高額化が既定路線になった。そこから裁判所のところに問題がゆだねられていった結果」 link
tsuda 田島「そういう一連のプロセスについてメディアはきちんと伝えなければいけない。そういうときに米国はここまで高いということが言われたが、何の反論もせずああそうですかと訴えられた側が受け入れた。欧米との単純比較議論はおかしい。表現の自由のレベルがそもそも違うんだから」 link
tsuda 田島「私からいわせれば米国の政府に対する言説の表現の自由が10とすると日本は1くらいしかない。そういう話が議論されず置かれたままどんどん損害賠償が高額化していった。名誉毀損の公的な枠組みが日本と欧米では全然違う」 link
tsuda 田島「ひどいねつ造記事も中にはあるが、全体で見ればそれなりに正しい記事の方が多い。政治家の利権を暴くような記事で、日本の名誉毀損の場合、立証責任に対するメディア側に対するハードルが異様に高い」 link
tsuda 1部終了 link
tsuda 週刊現代「あの判決で目の前が真っ暗になった。賠償請求総額は24億だった。言い訳になるが、勝ったものや勝訴的和解もたくさんしている」 link
tsuda 週刊現代八百長事件は連載を始めたときにポイントは24回やった。連載中にリンチ事件があったが、あれは弊誌が報じなければこのような社会的問題まで発展しなかったはず」 link
tsuda 週刊現代情報源の秘匿という大ハンディキャップがあるから、ディテールを書けなくなる。これは難しい。僕はあの事件で会社やめたが、まだ控訴中で、これからまだ勝てる可能性もあると思っている」 link
tsuda 元木「負けたときに朝日新聞が現代をずさんな取材に定評があると書いたが、おまえらのところはどうなのか(会場笑)」 link
tsuda 週刊朝日「さっき田原さんから度胸がなくなったと怒られたが正直いって度胸ないです。萎縮してます。何人か指摘しているが2つの大きな脅威にさらされている。さまざまな規制と訴訟。もう1つは本を買ってもらえないので制作費がなくなっている」 link
tsuda 週刊朝日「勝てばいいんだ、負ける方が悪いんだ。と佐野さん田原さんから言われたが、私も裁判いくつかあるが負けたものは1つもない。ただ、週刊誌の仕事を25年やったが世の中はずいぶん変わった。人間関係のあり方が様変わりしている」 link
tsuda 週刊朝日「昔は問題のある記事があったら電話だったり、直接殴り込み来たりしていた。そうしたら直談判して、新たな関係性を築いてお互いに落とし前を付ける話し合いをした。貸し1、借り1みたいな取引ができたが、今はそれができない。内容証明送って警告文送るならまだしもいきなり訴訟される」 link
tsuda 週刊朝日「こちらの主張もまったく聞かず、向こうがいきなり訴訟するようになった。名誉毀損訴訟は増えたが、明らかに名誉の回復を目的としていない。朝青龍は金の問題じゃない、名誉の問題だといったが、彼らはこちらに黙らせるために高額訴訟をしている」 link
tsuda 週刊朝日「最近たちが悪いのは名誉毀損訴訟をビジネスにしている弁護士事務所がある。書かれた側に対して名誉毀損訴訟しましょう、と営業をかけている人たちがいる。こっちが困るのはこちらが勝っても、こちらがお金をもらえるわけじゃない。勝ったら金取って、こちらはコストばかりかかる」 link
tsuda 週刊朝日「取材源の秘匿を考えたら、こちらに立証責任があるとするのは限界がある。日本の名誉毀損損害賠償については、懲罰的な意味合いを持つ訴訟ならば、挙証責任は訴える側にあるべきではないか。逸失利益に関しては有名人であればあるほど高い金を要求するが、政治家ならいくらでも反論できる」 link
tsuda 週刊朝日「安倍さんから訴えられたとき、彼は首相時代に毎日記者会見で我々の記事に対して反論をしていた。反論の機会は十分にある。最終的にはこちらが和解金を払わない形で和解した」 link
tsuda 週刊朝日「今日、若い人がいっぱい来てるけど、週刊誌がつまらないから買わないんだよね?(会場笑)。でも、信頼性のある情報は金を出して買って欲しい」 link
tsuda 週刊朝日「ネットが驚異という話があるが若い人に新聞社のウェブサイトはユーザーフレンドリーじゃない。過去記事検索できないと言われた。タダで全部見せるように言われた。しかし、記事制作にはコストがかかる。ウェブは見本を見せているようなもの。それを言った若者はNHKに就職した(会場笑)」 link
tsuda 週刊朝日「ネットの情報サイトの二次転載、1クリックの料金が死ぬほど安い。情報デフレの中我々が苦しんでいることも理解してもらいたい」 link
tsuda アサヒ芸能「3代前の編集長です。うちの雑誌は古い。うちが極道物に強いという特徴があったが、現在はそんなこともない。今はヤクザからのプレッシャー、司法からのプレッシャーの両方を受けているのが現状」 link
tsuda アサヒ芸能「我々は芸能人の下半身スキャンダルを中心に構成しているので、記事の公共性公益性で裁判戦うってことは非常に難しい(会場笑)。いつも顧問弁護士からおまえらの記事は公共性の欠片もないと怒られた(会場笑)。裁判でも勝った記憶があるのは1件だけ」 link
tsuda アサヒ芸能「もう1つのプレッシャー極道だが、彼らはOBを打ってもそこから球をフェアウェイに入れるような人たち。彼らの理屈は僕らの理屈とはまったく違う。某関西の非山口組の親分と山口組の盃の話を書いたら、内容が間違って激烈な抗議が来て普段ヌードが載ってる表1表2にお詫びを掲載した」 link
tsuda アサヒ芸能「部数もかなり落ち込んでいてお金もないので、なかなか思い切ったことができないというのは事実。2、30万部くらいあったことは取材費もそれなりに使えたが今は中身が寂しいものにならざるを得ない。ただそれでもやり方はあると思う」 link
tsuda アサヒ芸能「我々は守りに入らなくてもいい。世間を騒がすのが週刊誌の使命だと思っている」 link
tsuda フラッシュ「今年2月にフラッシュ編集長になった。22年前に創刊したとき配属された。当時ビートたけし事件直後。写真誌バッシングの中配属された。一時フラッシュEXにいて、5年ぶりに週刊誌に戻ったら記事の作り方や状況がまったく変わっていて驚いた」 link
tsuda フラッシュ「個人情報保護法もそうだし、高額化も含め、まったく5年前とは違う状況になってる。名誉毀損の刑事告訴を受けた。オウムの横山弁護士から受けた。大阪弁護士会の2001人目の弁護士と書いたら訴えられた。小沢一郎にも訴えられたことがある。行くたびに証拠もってこいと宿題出された」 link
tsuda フラッシュ「訴えられたのは会社の社長と取締役。刑事の場合は雑誌ができた時点で社長は初めて読むのに、デスクを訴えても仕方がないということで、向こうは刑事被告にトップを選ぶ。そのプレッシャーは大きい。田原さんの言葉は耳が痛いが、4000万という高額賠償のプレッシャーはかなり大きい」 link
tsuda フラッシュ「フラッシュの場合、政治の記事だけでなく、エロ記事も売り。しかし、それもコンビニ規制や有害図書規制で非常にプレッシャーが強い。コンビニが青少年の悪の温床になっているという意見もあって、親や行政からのコンビニそのものに対するプレッシャーも強くなっている」 link
tsuda フラッシュ「今はエロ本はテープで閉じられるようになったが、その分今閉じられるエロ本は内容が過激になってる。うちの本はそこまでのことはできない。ケータイケータイで過激なので、中途半端な立ち位置でやらなきゃいけないのも厳しい環境」 link
tsuda フラッシュ「ネットの驚異ということも言われているが、スクープをやっても、発売前日にそれが2ちゃんねるに掲載されてしまう。そのへんも週刊誌の元気をなくしている。というか実売を確実に奪っている」 link
tsuda 週刊文春「差し止め事件に関しては、文春に敵対するところも含め、いろいろな立場の人から差し止めはおかしいという意見をもらった。あれ以降差し止めの請求は来ていない。業界が一致して戦えばある程度対抗できる。出版差し止めについては一つの区切りがついたと思っている」 link
tsuda 週刊文春週刊新潮も差し止め請求をされた。文春は田中真紀子新潮長嶋一茂からされた。田中角栄長嶋茂雄は、さんざんいろいろ書いたが、「記者さんたちも仕事だから」と言って彼らは絶対にそういう提訴をすることはしなかった。その子供たちから訴えられるというのは時代の変化かなと思う」 link
tsuda 週刊文春「週刊誌がどう取材をするか。オウム事件のちょっと前、坂本弁護士拉致事件のとき、拉致したのは自分だということを名乗り出た人間が来た。坂本事件の取材はまだ無名の江川しょうこだった。そのとき彼女は初めて真実らしい話を聞いたと言った」 link
tsuda 週刊文春「こちらもチームを組んで取材班を組んだ。犯人と主張する人間と接触するのは非常にリスキー。なので若い社員でチームを作った。犯人隠匿ととらえられないために、ウィークリーマンションを借りて、犯人を名乗る人間をそこに1カ月暮らしてもらって徹底的にいろいろな話を聞いて裏を取った」 link
tsuda 週刊文春「そうすると、言ってることの半分くらいは本当だった。しかし確信ははっきりしない。江川さんは彼を犯人だと思っていたが、しかし記事にはできない。結局犯人が出頭するといって、出頭したが結局わからなかった」 link
tsuda 週刊文春「結局犯人ではなかった。そのときの編集長は花田さんで、これは売れると思って120万部もすったが、結果的に誤報にあたるとして直前でとりやめた。しかし新潮は取り上げて誤報をやってしまった。ギリギリの判断だった」 link
tsuda 週刊ポスト「週刊誌は売ってナンボ。スクープは何か、それは編集者が決めるのではなく、読者が決めるもの。部数を稼いでいろいろな人に読んでもらう。その中で雑誌ジャーナリズムを読んでもらうという順番だと思う。僕が編集長のときはどうやって売るかということしか考えてなかった」 link
tsuda 週刊ポスト「左ページに対象者の写真を置いて、読者に対して向くような構成。これは基本中の基本だ。いろいろな技術を考えていった。雑誌ジャーナリズムとか、声高にかっこつけてやるというのは自分の中にはあまりない。ヌードもたくさんやった。信用金庫の横領のアニータのヌードを考えたのは僕」 link
tsuda 週刊ポスト「ヌードさえ取れれば完売だと思ったら、まったく売れなかった(会場笑)。史上最大のヘアヌードと言われた。逆に安倍しずえさんのセクシーグラビアが団塊世代から受けたりする。読者の求めているものを提供できなきゃ意味がない」 link
tsuda 週刊ポスト大相撲八百長の記事に一言いうと、佐野さんが八百長で売れる時代じゃないんじゃないのと言ったが、僕もそう思う。相撲についてはポストでも昔から何度も取り上げていた。読者は相撲八百長があるということは既に知っている。その先のサプライズを出さないと読者は買わないよ」 link
tsuda 週刊ポスト「何であれで賠償金が4000万円なのかというのはおかしい話。あれは結局裁判官が世の中を知らなさすぎる。僕が裁判官だったら賠償は4000円でいい(会場笑)。そもそもあれは居酒屋のトークレベル。今は厳しい時代でヌードも僕の時代にやめた。次に何が売れるか考えなきゃいけない」 link
tsuda 週刊ポスト「むしろ取材記者、フリーの記者の生活が心配。名の売れていない記者が作ってきた雑誌ジャーナリズムが危なくなってる。ここを消しちゃいけない」 link
tsuda 週刊ポスト「今はグーグルという化け物が火を吹いて歩いている状況。それに対抗するには若い人たちにこっちに来てもらって対抗していくしかない」 link
tsuda 週プレ「壇上の人がかなりの確率で刑事被告人経験がある。私はまだない。一回くらいそういう機会があっても良かったなと思った(会場笑)。元々雑誌月刊プレイボーイから来た」 link
tsuda 週プレ週プレは金食い虫。今の部数は22万部で非常に苦しい状況。うちの雑誌はグラビアやヌードが売りだが、ただそれでもたまに硬派な記事を書くというのが特徴。訴訟的な話はほとんど内容証明送られてくるレベルで止まってる」 link
tsuda 週プレ内容証明でも事実関係を争うところとは違うところで警告が来た。顧問弁護士に相談したら「これは向こうは脅しだけで本気ではやるつもりはない」と言われた。ただ、こっちも経験がなくてびびってしまって、慎重な対応をせざるをえなかった」 link
tsuda 週プレ東京都青少年健全育成条例があって、週刊誌のヌードが1冊20ページを超えてはいけないという規制、勧告がある。単なる脅しではなくて、東京都からアサヒ芸能が呼ばれてこのままの内容ではコンビニに置かせることはできませんよという脅しを受けていた」 link
tsuda 週プレ佐高信新入社員に向けてジャーナリズムの危機と可能性についてこの前話をしてくれた。いい言葉だと思ったのは「フェアプレーを志すのはいいが、それには時期尚早」ということ。その姿勢で雑誌は権力を見ていかなければならないだろう」 link
tsuda 週プレ「危ないものとか面倒なものを抑えてしまうということを反省しつつ、これから週プレを面白くしていきたい」 link
tsuda 元木「今の週刊誌の最大のタブーコンビニ批判。それに対して週刊金曜日は唯一批判している雑誌」 link
tsuda 週刊金曜日「金曜日は広告を取っていないのでクライアントタブーがない。警察、検察の悪口も書いてる。度胸はあるが金はない雑誌」 link
tsuda 週刊金曜日毎日新聞で社会部で記者、サンデー毎日の編集長もやってた。毎日時代にもいくつか訴訟武富士から起こされた。どう読んでも訴訟起こされるようなものじゃないのに事実無根といわれた。どう考えても勝てる訴訟だったが、結局それで時間を取られた」 link
tsuda 週刊金曜日武富士との和解の話もあって、そのときは1000万円とか2000万円とかもらえるはずだったが、結局勝訴する形にこだわった。金もらえなかったのは残念だけどそうしないとどんどんあいつら訴訟してくる」 link
tsuda 週刊金曜日「新聞が最近何で売れないか。こんなの当たり前。もともと消費者はそもそも新聞を隅から隅までしか読んでない。新聞の読んでる時間なんて平均すればせいぜい5分とか10分。要するに昔の新聞は固定費だった。新聞は今読まれないのではなく、昔から読まれてなかっただけの話」 link
tsuda 週刊金曜日「雑誌は何で買われるか。それは暇つぶし。佐野さんの本は俺も持っているが、佐野さんが連載した雑誌は捨てた。今の暇つぶしは何か。ネットかケータイ。暇つぶしのものとしてやっている以上、雑誌が売れるわけがない。今の雑誌のビジネスモデルは終わってる」 link
tsuda 週刊金曜日「ただ、ビジネスモデルではなく、雑誌ジャーナリズムが終わっているのか。そこのところはまだわからないし、ここのところを議論していかなきゃいけない」 link
tsuda 週刊金曜日「ネットネットといっても、ネットの市民記者と我々プロを一緒にされたら困る。24時間このことだけに専門的にやってる。それと市民記者を同列に語ることがそもそも間違い」 link
tsuda 週刊金曜日「さっきセブンイレブンの話が出たが、僕は今度はトーハン日販の悪口をやろうと思ってる(会場笑)。そのくらい広告取ってないからやれるけど、広告取ってるところもやればいいじゃない。文句言われてもおまえの社長の愛人のことも書くぞとかいって、勝負かけてやれば何とかなるだろ」 link
tsuda 週刊金曜日「金曜日の編集者見ていても思うのは、もっと仕事を楽しんでやれよということ。強い者が弱い者をいじめてることを暴くことは楽しいことだ。それで国会議員クビにできたりする。今は楽しんで雑誌の仕事をやることが欠けてきているんじゃないか」 link
tsuda 週刊金曜日「楽しいことをドライブしていければ、まだ雑誌ジャーナリズムには可能性もあるし、ネットだってジャーナリズムとの親和性はそもそも高い。紙は減るかもしれないけど、ネットをうまく活用すればいい」 link
tsuda 週刊大衆「はっきりいうと、うちの雑誌は雑誌ジャーナリズムではないと思ってる。自分の中にあまり「これが正義だ」的な部分もないが、この仕事は楽しいと思っている。雑誌文化の多様性が好きで出版社に入って運良くこの仕事を続けられている。この多様性をもっと多様にしていきたい」 link
tsuda 週刊大衆「どういうヘアヌードがいけないんですか?と都に聞くと、「自然なヘアヌードならいい」と言われる(会場笑)。部数は一番売れていたときと比べると半分近くまで下がった。自分の仕事を離れて考えると、この仕事してなかったら多分自分は今週刊誌は読まないだろうなあと思う」 link
tsuda 週刊大衆「週刊誌が人々の生活のサイズに合わなくなった。それは紙に刷られたこの週刊誌という形が人々のライフスタイルに合わなくなっただけで、雑誌的な情報、楽しみというものは残るだろうなと思う。なんとしても他誌が倒れても自分のところは新しい時代に備えて生き残りたいと思っている」 link
tsuda 週刊大衆ヤクザの記事を毎号取り扱っているが、あれを中吊り広告に入れると、文字サイズが大きすぎるとJRから文句を言われる。小さいといいのか?と聞くと「小さければいい」と言われる(会場笑)。ただし、ヤクザ批判のように取れるタイトルの場合はJR的にはOK(会場笑)」 link
tsuda 週刊大衆「これは、JR関連の広告を取り扱うところが要するに検閲をしているから。憤りを感じるというよりなぜだめなのかがまったくわからない。そういうことが世の中にはいっぱいあって、それがなぜなのか、どうしてなのかということを考えないままみんなが過ごしているんじゃないか」 link
tsuda 週刊大衆「ネットの記事を見ていると、ネットは憎悪や憎しみのようなものが目立つ。茶化したり笑ったり、批評した上でからかったりする。週刊誌とはそういうものだと思っていたが、そういうものが通用しなくなっている。憎しみの方が簡単でわかりやすいからだろう。だからメディアも標的にされる」 link
tsuda 週刊大衆「憎しみだけが大きくなっていくと、多様性は失われる。多様性がない時代は生きていて楽しくない。週刊大衆は我々の生活が多様であるということを証明しているようなもの。年に1冊くらい買ってください(会場笑)」 link
tsuda SPA!SPA!はそもそも週刊サンケイが2週間でリニューアルしたもの。なので基本的に数年ごとにリニューアルを繰り返してきているし、信念がないといえば信念がない。ただ、売れて稼げないと我々も何もできない。ここ1年くらいはどの雑誌も落ちている」 link
tsuda SPA!「金曜日以外は広告収入に頼るがそこも厳しい。うちは数年前に11億広告収入あったが、今は7億くらいまで下がった。もはや広告頼るのやめようという話になってる。景気が回復しても恐らく広告費は戻らない」 link
tsuda SPA!「広告に効果があるのかということが問われてる。本当は広告効果なんて大してない。それを代理店と我々がクライアントを騙してきた」 link
tsuda SPA!「最近は単行本の搬入量が非常に増えてる。雑誌は赤字だが、雑誌によって成立した書籍が黒字を出している。今どこで増やすか。書店やコンビニで売るのを頑張っても劇的に販売するのを増やしてもしょうがない。結局はウェブケータイで優良販売を考えなきゃいけないだろう」 link
tsuda SPA!「記事や作ったコンテンツにお金を払って読む習慣を持っている読者を持っているということはものすごい強いことだと思っている」 link
tsuda SPA!「うちのデジタル部署の動きを見てこれはないな、と思ったのはSPA!のデジタル記事を扶桑社ウェブサイトで売っていたこと。だけど、扶桑社そのもののファンなんてのはいない(会場笑)。そもそも売る場所を間違えている」 link
tsuda SPA!ケータイやネットの中に、雑誌売り場のようなものを作らなきゃいけないんじゃないか。SPA!だけでは厳しい。ネットやケータイの中にそういう場を作れば、今まで届きにくかった人に届くんじゃないか。ただ、ここ3年くらい20代の読者が目に見えて減っているのは確か」 link
tsuda 田島「今の若い学生は週刊誌なんか見ない。新しい技術を加えていくということが我々の社会には大事。右であれ左であれ、やり方がどうであれ、新しいものを作っていかなきゃいけない。情報を隠したがる部分に切り込んでいって情報を出すというところには応援をする」 link
tsuda 田島「そういう雑誌ジャーナリズムへの攻撃には立場の違いを超えて団結すべき。萎縮せずに新しいものを売り出すことをやって欲しいなと思う」 link
tsuda 佐野「サンデー毎日がじゃぱゆきさんで大誤報をやらかしたとき、次号できちんと謝罪と検証を行った。新潮赤報隊誤報のあと第三者委員会を作らなかった」 link
tsuda 佐野「雑誌は読者のもの。読者が知りたいことを我々が代表質問する。それはかなりリスキーだし命がかかることもあるがやりがいがあること。さっき暇つぶしという言葉があったが、アミューズメントもエンタテインメントも娯楽と訳すが、両者は違うもの。前者は暇つぶし」 link
tsuda 佐野「僕は暇つぶしではなく、エンタテインメントを書いてきたつもり。楽しんで仕事やってないという話があったが、それは今の雑誌が一本調子だよということだと思う」 link
tsuda 佐野「100円ショップダイソードバイに店舗を出している。しかしあそこも外国人貧困労働者がたくさんいるから成り立つ。東京の再貧困地区である足立区では50銭パチンコというものができている。日本の今の貧困という状況をあぶり出したいと思っている」 link
tsuda 佐野「貧困の状況をあぶり出すために雨宮処凛のような安易な方法で書いていたら、読者は飽きてしまうと思う。対価を払ってもらえる情報を書かなければいけない。今日は刺激的なイベントだった。ここに来た若い人は今日のこの面白い風景を思い出してもらいたい」 link
tsuda 佐野「それを考えることが自分とメディアとの付き合い方を考えるための第一歩につながると思う」 link
tsuda 以上で終了! ぶつ切りになってすまんかった! link

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