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2011-06-20

麻枝准作品における「場所」が持つイメージ SONOBE_Shikiさんのつぶやき

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SONOBE_Shiki麻枝准作品の舞台に関しては、『Kanon』舞シナリオの「階段の踊り場」が象徴的で、ほぼ全てに共通して、「生と死の狭間」、または、「下界と上界の中間」みたいなところが、選ばれている。だから、屋上ではいけないし、教室や部室も、彼女達に相応しい場所でない。link
SONOBE_Shikiそれらの特徴を挙げるなら、「時間と空気が停滞している」、「最果て、あるいは、扉一歩手前である」、「多くの過去が語られ、しかし、未来が想像されない」、辺り。link
SONOBE_Shiki具体的には、『MOON.』のFARGO、『ONE』の永遠の世界、『Kanon』の階段の踊り場、夜の校舎、『AIR』の町、『CLANNAD』の幻想世界、資料室、直幸の故郷、『智代アフター』の名も無き村、『リトバス』の学校、『AB!』の死後の世界、など。link
SONOBE_Shikiさらに分類するなら、「脱却すべきループ」として、FARGO、永遠の世界、夜の校舎、町、幻想世界、学校、死後の世界。「緩慢な衰退」として、階段の踊り場、町、資料室、直幸の故郷、名も無き村。名前は今デタラメに付けたので、ニュアンスで読み取って戴ければ幸い。link
SONOBE_Shiki麻枝准作品はループモノ、というのは定説だと勝手に思っているので、前者はさて措き、後者の「緩慢な衰退」に注目すると、まあ、ホスピスのような場所。直幸の故郷、名も無き村が一番解り易い。死期を悟ったり、人生をリタイアしたりした人々が集まる。link
SONOBE_Shiki思い付きでガーッと書いているので、たぶん、見落としは多い。あえて挙げていないものもある。例えば、『Kanon』の真琴にとっての水瀬宅。あそこには、自ら定めた死に場所としての側面がある。というように、麻枝准の作品世界は、生と死が一直線の階段になく、踊り場が用意される。link
SONOBE_Shikiどういった話をしたいかと言うと、以前、僕は、『AIR』の町をゴーストタウンと評した事があって、つまり、これも「緩慢な衰退」であり、「踊り場」であったのだろう、と思い至った。おそらく、あの町は、発展や存続のためにはなく、極端には、死ぬための場所だった。link
SONOBE_Shikiだから、人々が安全に暮らしていくに必要な様々なものが欠けている。学校の制服デザインは喪服がモチーフだというのは有名な話……と書こうとしたけれど、勘違いかも。とにかく、交通は不便だし、生活用品をどこで買っているのか謎だし(武田商店?)、住人の存在感が希薄だ。link
SONOBE_Shikiまた、観鈴マップを信用するなら、町の出入り口はバス停にしかない。その反対側にある鉄道路線は廃線になっている。そもそも信用するな、という話だけれど、少なくとも、彼女の世界はこれほどに小さく閉じているのだ、と考える事は難しくない。link
SONOBE_Shiki以上の憶測を裏付けるものは一つもないけれど。まあ、ふと、色々とイメージが繋がったので、勢いに任せて書いてみた……ら、別に大した事はなかった。そう思うと、Key作品を意識しただろう『さよ教』の時間設定が「昼と夜の間」というのも、核心的であるなー、とか何とか。link