数多くあるアマチュアゲームのひとつとして細々と知られる程度だった
高品質の同人STGとして同人ゲーマーを中心に人気が出始める
一部の同人作家・同人音楽作者が紹介程度に二次創作を始める
難易度が低下し非シューターでもとっつきやすくなりユーザーが増加
永夜抄の豊富なやりこみ要素も合わせ「第一次東方ブーム」が開始
オンリーイベント「例大祭」も開始される
ゲームの方向性が異なる二作品だった為、三部作ほどゲーム自体の話題は盛り上がらず
代わりに東方アレンジやゲームジャンル枠にとらわれない同人誌の人気がさらに広がる
例大祭という安定した頒布場所もあるため規模は成長するものの、
しばらく新作が出なかったため成熟化・ジャンルの固定が完了し一次ブームが終了する
しばらく空白期間が空いた後の頒布
ゲームシステムの変更、難易度の上昇が大きく響きゲーム自体の話題はさらに減少した
アレンジ側が新「曲」が無い状態でのマンネリ化が続いた為、打開策としてボーカルを乗せる試みをする人が増え、
その中で制作されたFLASH・動画が動画投稿サイトのブームと重なり急激に話題が高まる、
これにより同人層だけでなく一般層へ東方の知名度があがり「第二次東方ブーム」が起こる
第一次である程度「客層」が出来ている為、新たな「キャラ」「曲」を用い第一次ブームの人たちも参加。
土壌をニコニコ動画のコミュニティへと移しそのなかでの二次・三次創作作品が爆発的に広まる
ゲーム難易度の更なる上昇によりシューター以外のゲーム人口はさらに減少する
ニコニコ内で完結する流れがさらに顕著になり、三次作品を同人誌・同人音楽化する流れも起こる
また人を入れ替えた「第一次ブーム」を繰り返している面もあり、全体から見るとマンネリ化が著しいが、
流入人口がそれを上回る為ブームの収束には未だに至っては居ない
ただ二次、三次創作が広まった結果、一次創作のSTGを知らないまま参加している客層が多く、
東方を本来の同人ゲームの枠で見ている人との軋轢が拡大しつつある
また一般層を巻き込んだことで同人の枠では収まりきれないほどに規模が拡大した為、
権利上のトラブルなどが絶えない状況になっている
システムも大きく変わらず、また難易度も高いままのようなのでゲーム人口は漸減することが予想される
二次ブーム以降の創作人口もある程度「ネタを食いつぶした」感があるので、
作者以外からの「てこ入れ」が起こらない限りブームは収束するものと考えられる
今年中に大規模な新作出すと信じたい